「ジェイゾロフトの飲み方が分からない!」
通販でジェイゾロフトを買った後に飲み方が分からないなんて事態は避けたいですよね。
薬にはそれぞれ決まった飲み方があったり、飲み合わせが悪いものがあったりします。
海外製の薬だからといって、日本で処方されるジェイゾロフトとは飲み方が違う!とはならないので安心です。
本記事では、ジェイゾロフトの基本的な飲み方から一緒に飲んではいけない禁忌事項まで紹介します。
ジェイゾロフトを通販で買う前に、しっかりと飲み方は知っておきましょう。
ジェイゾロフトの基本的な飲み方
ジェイゾロフトの基本的な飲み方は以下の通りです。
・飲み始めは25mgからスタート
・水またはぬるま湯で飲む
・1日の最大摂取量は100mgまで
ジェイゾロフトを飲む際に初期用量が定められているのには、身体に薬を慣れさせるため。
いきなり高用量で服用すると薬が効きすぎたり、副作用が酷くなったりといった症状がでてしまうのです。
初期用量25mgからスタートした後は、2週間ごとに増量していきます。
下記の内容は2~8週間目をシミュレーションした飲み方です。
【増量の例】
初期用量 | 2週間後 | 4週間後 | 6週間後 | 8週間後 | |
25mgずつ | 25mg | 50mg | 75mg | 90mg | 100mg |
50mgずつ | 25mg | 75mg | 100mg | ー | ー |
ジェイゾロフトの最大摂取量は1日100mgまで。
25mg、50mgずつといずれかの方法で増量可能ですが1日の最大摂取量は超えないように調整するようしてください。
症状の改善が見られない場合は?
ジェイゾロフトを服用し続けても症状の改善が見られない場合は、飲む薬を変えたり他の抗うつ剤を併用したりします。
万が一、ジェイゾロフトを100mgまで増量したとしても症状が改善できなかった場合は、専門医へと相談するようにしましょう。
・他の抗うつ剤に変えてみる
・他の抗うつ剤を併用してみる
・抗精神病薬や気分安定剤を一緒に飲む
急な薬の切り替えは素人では判断が難しい部分があるので、専門医と相談した方が得策といえます。
セント・ジョーンズ・ワートとの相性は最悪
ハーブの一種であるセントジョーンズワートを知っていますか?
古代ギリシャ時代にまで遡る歴史をもっており、古くから悪魔を追い払うハーブとして古くか持ちいられてきました。
人間にとって良い効果をもたらすハーブではありますが、ジェイゾロフトと併用するとなると話は違ってきます。
ジェイゾロフトはセントジョーンズワートと併用すると、相互作用が働き薬の効果が薄れます。
そのため、一緒に飲んではいけないハーブの一種として注意喚起されています。
古代ギリシャといえば、医学の父・ヒポクラテスが世に誕生した時代です。
あの時代は科学的な観点で見た医学が誕生する前であり、病気はすべて信仰の薄れにあるとされていて、魔法術や祈祷、呪術によって治療を行っていました。
しかし、その考え方を取り払ったのがヒポクラテスなのです。
少々脱線しましたが、歴史が古いセントジョーンズワートも単体でサプリメント程度に使用するのは良いかもしれません。
ただ、医薬品との併用は人間にとって害をなすということを覚えておきましょう。
エフピーやアジレクトとは併用NG?
パーキンソン病の治療薬であるエフピーやアジレクトは、ジェイゾロフトと併用してはいけない薬です。
併用禁忌薬と呼ばれる分類に入ります。
パーキンソン病の治療薬とジェイゾロフトを併用すると、下記のような症状を誘発するリスクがあります。
・発汗、不穏
・全身痙攣
・異常高熱
・昏睡
ちなみに不穏とは、興奮している状態の事を指し落ち着きがなくソワソワしたり、周囲への警戒心が異常に強くなる症状です。
エフピーやアジレクトを併用すると、体内でセロトニンの分解がうまく行われず必要以上に増量することにあるといわれています。
他の抗うつ剤は併用してもOK?
前述した「症状の改善が見られない場合」では、他の抗うつ剤や薬を併用するケースもあるとお伝えしましたよね。
では、抗うつ剤を自己判断で併用しても良いのでしょうか?
他の抗うつ剤、たとえば三環系抗うつ剤やSNRI、NaSSAといった薬と併用する場合は多剤服用になるため必ず医者と相談しましょう。
理由は、抗うつ剤同士の併用は基本的に併用注意薬に分類されるからです。
併用注意は禁忌ほどではありませんが、人によってはデメリットを生じる可能性があります。
さらに近年では併用薬が多すぎる、多剤服用として多くの年輩の方が悩まされています。
そのような事態を招かないためにも、抗うつ剤を併用したい場合はかかりつけ医と相談したうえで通販を利用しましょう。